2014年3月1日(土)、2013-2014 THE FINALのエンディングにおいて、主催者を代表してマイクを握ったTANA。多くの観客、参加したボーラーたちを前に感謝の言葉を述べた後、続けて語ったのが、7年目を迎えるSOMECITYのキャッチフレーズ「ボールを持って外へ出よう」についてだった。
当サイトおよび『BASKETBALL SPIRITS』vol.2でもお伝えしたが、その時のTANAの言葉が1冊の“宣言書”『SOMECITY SOUL』としてまとめられた。
──今後”SOMECITY SOUL”を発端として推し進めていく様々なプロジェクトは、日本全国で新しいバスケットボールのカルチャーが生まれていくための基礎になると信じています。── ※SOMECITY OFFICIAL WEBより
より競技性の高い3×3がオリンピックの正式種目入りを目指して本格的な活動がスタートした。ストリートバスケへの関心が高まる中、SOMECITYは「ストリートボール」という独自スタイルを進化させていく。ストリートボーラーたちの真摯な取り組みに触れれば、また新たな感覚でバスケの魅力に惹かれるはずだ。バスケは楽しい! 本気の勝負が観たい!! というファンの気持ちに応えるSOMECITYのニューシーズン(2014-2015)もまもなく始まる。
『SOMECITY SOUL』は4月16日(水)TOKYO 1stの 開幕戦で先行配布される他、首都圏や愛知、大阪などのスポーツショップで順次配布される予定だ(なくなりしだい配布終了となるので要注意)。『SOMECITY SOUL』を手に、ボールを持って外へ出よう!
文・羽上田 昌彦(ハジョウダ マサヒコ)
スポーツ好きの編集屋。バスケ専門誌、JOC機関紙などの編 集に携 わった他、さまざまなジャンルの書籍・雑誌の編集を担当。この頃は「バスケを一歩前へ……」と、うわ言のようにつぶやきながら現場で取材を重ねている。 “みんなでバスケを応援しよう!”を合言葉に、バスケの楽しさ、面白さを伝えようと奮闘中。