エナジードリンク・ブランド『Red Bull』主催の世界 No.1バスケットボールプレイヤー決定戦、「Red Bull King of the Rock World Final(レッドブル・キング・オブ・ザ・ロック・ワールドファイナル)」が9月6日(土)台湾で開催されることが決定した。
昨年も監獄島として有名なアルカトラズ島(米・サンフランシスコ)で開催され、日本代表として参加したのはM-21(三井 秀機)。今回、日本代表として台湾に乗り込むのは、先の国内予選を勝ち上がったWORMだ。
落合 知也(WORM)プロフィール
ポジション:パワーフォワード/身長:190cm・体重:80kg/年齢:26歳
経歴:Red Bull King of the Rock Japan Final 2013 準優勝/2013-14 シーズン NBDL 大塚商会アルファーズ所属/2014 年3X3男子日本代表/Red Bull King of the Rock Japan Final 2014 優勝
「大学バスケットのトップディビジョンでリバウンド王。国内屈指のインサイドスキルを持ちながら、トップリーグの誘いには目もくれず、プレイグラウンドはストリート。3x3の本代表の他、昨シーズンから5on5へと活躍の場を広げている」
「Red Bull King of the Rock」 はプロ・アマ問わず誰でも参加可能な1on1の大会。これまでは監獄島・アルカトラズ島でのワールドファイナルが恒例となっていた。しかしながら今回、初めてアルカトラズ島を離れ、台湾の監獄島・緑島郷(りょくとうきょう)に舞台が移された。世界26カ国から32名の選手が集結し、熱い戦いが繰り広げられる。
日本代表が決定したWORMは、直後のインタビューで“世界大会で日本人が1on1で勝てることを証明しに台湾に行ってきます”と熱く語った。出発間際になってもさまざまなストリートボールのビッグイベントに登場したWORMは、ストリートボールリーグ『SOMECITY』では2014-2015 TOKYO 1st PLAYOFFに出場(惜しくもSEMIFINAL敗退)。続いて、3×3.EXE PREMIERの横浜大会に出場したものの、ここでもFINALで敗れてしまう。
“本当はどちらも優勝して弾みをつけたかった……”と、不完全燃焼のタフガイWORM。台湾・緑島郷では猛者を相手に大暴れし、憂さ晴らしをするだろう。昨年出場した先輩M-21の思いを引き継ぎ、ひとつでも上を目指してもらいたい。
Red Bull King of the Rock World Final 2014
- 日時:9月6日(土)19:00~22:30[日本時間9月6日(土)20:00~23:30]
- 会場:緑島郷(台湾)
- 参加者:日本代表 WORM を含む32名(※26カ国)
アンゴラ共和国、アゼルバイジャン、バーレーン、ベラルーシ共和国、 グルジア共和国、ドイツ、香港、インド、イタリア、日本、ヨルダン、カザフスタン、 クウェート、ラトヴィア、レバノン、リトアニア、マルタ、メキシコ、パナマ、ロシア、 セルビア、スペイン、台湾、チュニジア、トルコ、アメリカ - 主催:レッドブル・ジャパン株式会社
- 主なルール:1試合5分間(ランニングタイマー)/5ファウル(テクニカルファウル)=失格/得点はスタンダードな2点、3点形式
- ゲスト:ハリソン・バーンズ ※プレゼンテイターのみでゲームへの参加はなし
文・羽上田 昌彦(ハジョウダ マサヒコ)
スポーツ好きの編集屋。バスケ専門誌、JOC機関紙などの編 集に携 わった他、さまざまなジャンルの書籍・雑誌の編集を担当。この頃は「バスケを一歩前へ……」と、うわ言のようにつぶやきながら現場で取材を重ねている。 “みんなでバスケを応援しよう!”を合言葉に、バスケの楽しさ、面白さを伝えようと奮闘中。