12月7日(土)、8日(日)の2日間、神戸市立中央体育館において、『第1回OTC バスケットボール クリニック』が開催された。対象者は兵庫県在住の“中学3年生”。あえて中3に絞ったのには訳がある。
「部活を引退してから高校に入学するまでの数カ月間、体力を維持し、モチベーションを保つのは難しいもの。育ち盛りの彼らに少しでも良い環境を提供しようと考え、県協会の理解を得てスタートしました。一流講師陣の協力の下、とても楽しく、充実したプログラムになったと思います」と語る関係者。
特にファンダメンタルに力を注いだ内容で、複数の講師たちからさまざまな練習法を取り入れた講習を受け、改めてボールハンドリングやパス、ドリブル、シュートといった基本を学ぶことができた2日間だった。
今後も定期的に開催し、まずは兵庫県の中高生のレベルアップを目指したいとのこと。さらには、バスケットボールの底辺拡大に加え、強化の一環になればとの思いが強いこのクリニックは、目的のひとつに『2020年東京オリンピックに向けての選手の育成』を掲げている。そう、目標は大きく! その実現に向けては地道なアプローチが大切だ。2020年以降も続いていく、そんな有意義な活動として定着して欲しいプログラムだ。