男女ともチャイニーズ・タイペイと対戦した東アジア競技大会5日目。勝てば金メダル獲得であり、アジア4強の1角ながら、近年は負けていない相手。そして、圧倒的な力の差を見せつけて本番であるアジア選手権に向かいたかったが、予想外の結果に終わる。61-67。最後は6点差まで最後は詰めたが、第3ピリオドには18点も開かれている。1勝1敗で中国を含めた3チームがならび、ゴールアベレージの差で日本は銀メダルに終わった。
前日は若手メンバーの中国に対し1点差の辛勝、そしてチャイニーズ・タイペイに敗れた女子日本代表。結果から伝わってくる重たいムードは、フィリピンでアジア9位に終わった男子日本代表とダブってしまう。あと2週間を切ったアジア選手権まで、この反省点を生かし、再起を願う。
男子日本代表もチャイニーズ・タイペイと準決勝を戦い、74-103の大敗を喫した。チャイニーズ・タイペイは現在アジア4強に入った右肩上がりの上昇チーム。学生メンバーの日本とフル代表のチャイニーズ・タイペイの経験の差が点差となって現れた。では、男子日本代表はその経験値をどこで埋めて行くのか?悔しい経験ができたこの世代から糧として再建しなければならない。
男子日本代表は3位決定戦に周り、韓国と対戦。アジア選手権経験者5人を擁するが、日本と同じ学生メンバー。成功体験が選手を成功させる。何とか銅メダルを持って帰って来てもらいたい。
詳細はJBAオフィシャルサイトや大会オフィシャルサイトにて。