関東実業団バスケットボール選手権大会は最終日を迎え、男女決勝戦が行われた。
2年振りの王座奪還を目指す三井住友銀行。昨年WJBLを脱退し、そのまま関東実業団を制した東京海上日動が2連覇を狙う女子決勝戦。前半はお互いに流れをつかみながら試合は進み、34-31と辛うじて東京海上日動がリード。3Qも一進一退の攻防が続いたが、終盤に東京海上日動#1前田優香選手の2本の3Pで点差を離し、56-47。4Qだけで東京海上日動#23横井美沙選手が19点を挙げる活躍で一方的な展開となり、終わってみれば93-66と27点差をつけた東京海上日動が勝利し、2連覇を達成した。
男子決勝は日本無線vs葵企業。序盤は葵企業がリードする展開で1Qは23-13と10点リード。日本無線#1福田大佑選手の3Pで始まった2Q。徐々に点差を詰めるも葵企業も粘りを見せ、前半は38-31で葵企業リードのまま後半へ。葵企業#16森田洋介選手の3P で点差を広げて始まった後半。しかし、ディフェンスからリズムを取り戻した日本無線が連続得点で点差を縮め、3Q開始5分を過ぎた時点で46-46同点に追いつく。葵企業も終盤に3Pを決めたが59-56、日本無線が逆転し4Qへ。日本無線が連続得点を挙げながら、一気に点差を離しにかかる。日本無線#1福田大佑選手の2本のダンクが飛び出し、逆に最後は葵企業#7佐々木 隼選手のダンクで締めくくったが、93-68で日本無線が勝利し、9年振り6度目の優勝に輝いた。
MVPには男子は日本無線#1福田大佑選手、女子は東京海上日動#23横井美沙選手がそれぞれ受賞。関東実業団から男子上位12チーム、女子上位6チームは2014年2月8日(土)から東京にて開催される第46回全日本実業団バスケットボール選手権大会へ出場する。
試合結果は関東実業団バスケットボール連盟オフィシャルサイトにて。