東京体育館6コートにて、熱戦がスタートした「全日本実業団バスケットボール選手権」。
昨年度優勝チームの男子・九州電力は三井住友海上に75-64で勝利し、白星スタート。女子・秋田銀行はイカイに60-44でこちらも好スタートを切った。
4チームずつに振り分けられた予選リーグから、決勝トーナメントへ進めるのは1チームのみ。ゆえに、初戦を制することが大事となる。
ダブルヘッダーも行われた男子予選。2連勝を挙げた各グループのチームは以下の通り。
男子予選リーグ2連勝チーム
- Bグループ:プレス工業、日本無線
- Cグループ:ホシザキ、葵企業
- Fグループ:日立金属、JR東日本秋田
- Gグループ:黒田電気、曙ブレーキ工業
2013年6月23日、和歌山で行われた女子トップリーグにおいて、紀陽銀行に46-96で大敗を喫したTOTO。昨年9月に行われた全日本実業団バスケットボール競技大会にも出場しベスト8の紀陽銀行の方が実績としては上。しかし、TOTOは対戦が決まった瞬間から、50点差をつけられた悔しいビデオを何度も見直しながら、徹底的に紀陽銀行対策をして臨んだ初戦。その努力が実を結び、1Qから16-4とリードを広げる。しかし紀陽銀行も点差を詰め、最後は2点差まで迫られるも何とか逃げ切ったTOTOが昨夏のリベンジに成功。昨年優勝した秋田銀行と同じXグループだが、予選突破を目指す。
なお、出場選手やヘッドコーチのコメントなどを含めた全日本実業団バスケットボール選手権特集は次号(3月上旬発売予定)バスケットボール スピリッツ Vol.2で詳しく紹介!お楽しみに。