東京は記録的な大雪から一夜明け、晴天に恵まれた日曜日。同僚たちが東京体育館にやって来て声援を送る中、「全日本実業団バスケットボール選手権」2日目を迎えた。
初日のダブルヘッダーを2連勝した同士のCグループのホシザキ(東海1位)vs 葵企業(関東2位)。勝った方が決勝トーナメント進出が決まるこの試合は、40分では決着がつかず延長戦へ。76-73で勝利し、シーソーゲームを制したのはホシザキ。
決勝トーナメントへ進出する全8チーム中、関東勢は6チーム。そこに割って入るのが関東2位を破った東海のホシザキと、前年度優勝チームの九州電力(九州1位)。九州電力の準々決勝の相手は、同じく優勝回数4回を誇る横河電機と対戦。
男子決勝トーナメント準々決勝@代々木第二体育館
- 10:00 日本無線(関東1位)vs 曙ブレーキ工業(関東5位)
- 11:40 ホシザキ(東海1位)vs 日立金属(関東9位)
- 13:20 九州電力(九州1位)vs 横河電機(関東6位)
- 15:00 新生紙パルプ商事(関東3位)vs 三井住友銀行(関東4位)
接戦が多かった女子予選リーグ2日目。Wブロックはメディセオ 73-71 OTCくきや、Yブロックは東京海上日動 67-62 ミツウロコ、Zブロックの三井住友銀行は丸紅に76-72と僅差で勝利し、それぞれ2連勝を挙げた。3日目は予選リーグ最終戦とともに、勝ち上がったチームはダブルヘッダーで準決勝が待っている。
昨年、準決勝で敗れ3位となった両チームいるZブロック。鶴屋百貨店と三井住友銀行はともに2連勝を挙げ、直接対決で決勝トーナメント進出が争われる。三井住友銀行#13飯野 茉李選手は「どこと当たっても勝たなければならないとは思っていますが、厳しい戦いになる」、鶴屋百貨店#6田中 愛巳選手もまた「簡単に勝てる相手ではないが、社会人選手権での(準決勝で山形銀行に54-65で敗れた)悔しい思いもあるので、明日しっかり勝って山形銀行にリベンジしたい」と話しており、たった1枠しかない準決勝への切符を賭けた戦いとなる。
女子予選リーグ最終戦 2連勝同士の対戦カード@東京体育館
- Wブロック:山形銀行 vs メディセオ
- Yブロック:東京海上日動 vs 滋賀銀行
- Zブロック:鶴屋百貨店 vs 三井住友銀行
- Xブロックは昨年の優勝チーム秋田銀行が単独2連勝。紀陽銀行とTOTOが1勝1敗で並ぶ。最終戦は秋田銀行 vs 紀陽銀行