「関東実業団バスケットボールリーグ戦」は、男子(1~5部)118チーム、女子(1、2部)16チームが参加し、4月11(土)から7月26日(日)までの日程で行われた。男子1部は黒田電気、女子1部は山梨クィーンビーズがそれぞれ初優勝。
なお男子の上位5チーム、女子の上位4チームは、9月12日(土)より埼玉県深谷市で開催される「平成27年度全日本実業団バスケットボール競技大会」に出場する。そして、この大会の上位チーム(男子6位、女子2位)には、2016年1月に開催されるオールジャパンの予選を兼ねた「第11回全日本社会人バスケットボール選手権」への出場権が与えられる。
実はこの『実業団』というカテゴリーは歴史があり、各チームとも活発な活動を継続させていることが多い。また“日本一”への挑戦という、高いモチベーションでプレイしている選手も多いので、ぜひ試合会場で観戦してほしい(各地方の実業団連盟の情報は日本実連オフィシャルサイトから)。
関東実業団連盟 ⇒ http://kanto.jitsuren.jp/
日本実業団連盟 ⇒ http://jitsuren.jp/
■男子
【順位】
1位 黒田電気(初優勝)
2位 新生紙パルプ商事
3位 曙ブレーキ工業
4位 日本無線
5位 三井住友銀行
6位 日立金属
7位 横河電機
8位 富士通
【個人賞】
MVP 吉留 将平(黒田電気#7) 初
ベスト5 田野 司(黒田電気#0) 初
小野寺 翔(黒田電気#9) 初
立花 大介(新生紙パルプ商事#3) 初
高崎 陽平(新生紙パルプ#9)4年ぶり3回目
田中 洋貴(曙ブレーキ工業#15)2年ぶり4回目
新人王 田野 司(黒田電気#0)
【得点】
1位 山田 純也(横河電機#21) 152点 初
2位 田中 洋貴(曙ブレーキ工業#15) 134点
3位 三浦 洋平(富士通#34) 125点
4位 福田 大佑(日本無線#1) 112点
5位★大垣 慎之介(富士通#27) 111点
【アシスト数】
1位 立花 大介(新生紙パルプ商事#3) 43本 4年ぶり3回目
2位★田野 司 (黒田電気#0) 31本
3位 福田 大佑(日本無線#1) 30本
4位 山田 純也(横河電機#21) 28本
5位 田中 將道(富士通#0) 27本
【リバウンド数】
1位★皆川 徹(富士通#10) 63本 初
2位 福田 大佑(日本無線#1) 59本
3位 山田 純也(横河電機#21) 53本
4位 山田 啓典(三井住友銀行#5) 52本
5位 三浦 洋平(富士通#34) 48本
5位 黒田 幸太(日立金属#24) 48本
【3ポイント成功率】
1位 福田 侑介(日本無線#2) 23本 4年連続5回目
2位 梶原 剛 (横河電機#24) 19本
3位 鈴木 伸之(日本無線#6) 18本
4位 三浦 洋平(富士通#34) 16本
5位 高崎 陽平(新生紙パルプ#9) 15本
■女子
【順位】
1位 山梨クィーンビーズ(初優勝)
2位 ミツウロコ
3位 メディセオ
4位 三井住友銀行
5位 丸紅
6位 TOTO
7位 特別区
8位 茨城スポーツクリエーション
【個人賞】
MVP 横井 美沙(山梨クィーンビーズ#23) 初
ベスト5 近内 郁実(山梨クィーンビーズ#9) 初
飯島 早紀(山梨クィーンビーズ#11) 初
坂本 杏紗(ミツウロコ#16) 初
加藤 いずみ(メディセオ#15) 初
飯野 茉李(三井住友銀行#13)4年連続4回目
新人王 井齋 沙耶(メディセオ#8)
【得点】
1位 横井 美沙(山梨クィーンビーズ#23) 151点 2年ぶり2回目※
2位 坂本 杏紗(ミツウロコ#16) 113点
3位 加藤 いずみ(メディセオ#15) 107点
3位 五十嵐 えり(TOTO#6) 107点
5位★井齋 沙耶(メディセオ#8) 103点
【アシスト数】
1位 奥里 綾子(ミツウロコ#17) 26本 初
1位 木村 優里(三井住友銀行#6) 26本 初
3位 中川 あゆみ(メディセオ#16) 25本
4位★高田 渚(ミツウロコ#5) 21本
5位 黒川 優花(メディセオ#11) 20本
【リバウンド数】
1位 横井 美沙(山梨クィーンビーズ#23) 93本 3年連続3回目※
2位 江村 綾子(特別区#4) 65本
3位 奥里 綾子(ミツウロコ#17) 63本
3位★井齋 沙耶(メディセオ#8) 63本
5位★津田 史穂莉(山梨クィーンビーズ#14) 54本
【3ポイント成功率】
1位★平田 彩乃(三井住友銀行#21) 15本 初
1位 黒川 優花(メディセオ#11) 15本 初
3位 坂本 杏紗(ミツウロコ#16) 14本
4位 木村 優里(三井住友銀行#6) 12本
5位 近内 郁実(山梨クィーンビーズ#9)11本
「★」:新人選手
「※」:東京海上日動を含む
“関実”で活躍中の選手をピックアップ!
さて、BASKETBALL SPIRITS vol.6では、関東実業団連盟に所属する田中 洋貴選手(曙ブレーキ工業#15)⇒53ページ、三浦 洋平選手(富士通#34)⇒50ページにインタビュー。入社の経緯や実業団でプレイする意味などを語ってもらった。意外と知られていない『実業団』だが、バスケに縣ける熱い思いは変わらないことがわかる。そしてもう一人、福田 大佑選手(日本無線)⇒66ページのインタビューも……彼は実業団の枠を飛び出して活躍中!