Photographs by Munehiko Yoshida 吉田 宗彦
2016年2月7日/千葉ジェッツ○ 70 vs 69 ●広島ドラゴンフライズ@八千代市市民体育館
突破力が武器の千葉ジェッツ#1阿部友和にマッチアップするのは広島ドラゴンフライズのハッスルプレーヤー#11北川 弘。ウィークサイドを抜かれそうになり、ファウル覚悟のディフェンス。
このゲームの“Player of The Match”は千葉#13クリント・チャップマン。オフェンスリバウンド4本、ダンクも6本決めるなどインサイドを支配した。
千葉#7宮永雄太のドライブ。DNPの日もあるが、コートに出れば仕事をする、ベテランの矜持。
ハードなディフェンスから流れを引き寄せたい広島。ボールを引っ掛けた#11北川がスチール狙いのチャレンジングなダイブ。
4/8でスリーを沈め12得点の広島#24田中成也。打てば入る(!?)高確率ショットに、コートサイド席のジェッツブースターからため息が聞こえた。
ボールを持てばディフェンダーの意識は否が応でも彼、広島#21シャノン・ショーターに集まる。毎試合ほぼ20分強のプレータイムだが、この日も30得点でチームハイ。
残り30秒を切ってから3度リードが入れ替わる、まれに見る激戦。ラストショットを決めたのは千葉#13チャップマンだ。千葉のラストトライに残された時間は6秒。一度は外れたショットを、残り1秒でチップインし再々逆転。息詰る攻防に終止符を打った。残り7秒で広島に再逆転された際、漏れ出たジェッツブースターの悲鳴は、終了のブザーとともに歓喜の雄叫びに変わった。
訂正 2016年2月15日
初出時、以下の箇所でミスがありましたので、修正しました。
読者の皆様、ならびに関係者の皆様に深くお詫びし、ここに訂正をさせていただきます。
誤 ラストショットを決めたのは広島#13チャ
正 ラストショットを決めたのは千葉#13チャ