Photographs by Munehiko Yoshida 吉田 宗彦
2016年1月9日/アイシンシーホース三河○ 94 vs 87 ●トヨタ自動車アルバルク東京@国立競技場代々木第一体育館
①ファイナル進出をかけた大一番、第1Pから積極的に攻めの姿勢を見せたトヨタ東京#24田中大貴。チームを牽引するエースの気迫。
②アイシン三河のベテランPF#32桜木ジェイアール。得点とリバウンドでWダブル(23点、11リバウンド)のスタッツを残したが、数字に残らない部分での影響力も大きい。第4P残り10秒、2点ビハインドの場面では、同点をかけたオフェンスを決めた。
③フィジカルで厳しいマークに合いながら30得点をあげたアイシン三河#14金丸晃輔。ディフェンスのほんのわずかな隙を突いて放つスリーポイントは、この日5/7の高確率でネットを揺らした。
④ゲームを通し、高確率でシュートを決めていた#24田中(29得点)。加えてアシストも6本と、相手にとって抑えづらいプレーヤーであることを証明した。
⑤ゴール下で相手センターとリバウンドを競り合うトヨタ東京#4ジェフ・ギブス。インサイドでチームの土台を支え、チームハイの9リバウンド。
⑥#14金丸、#32桜木の両エースが抑えられるても#6比江島 慎がいる。アイシン三河のオフェンスはそうやすやすとは止まらない。オーバータイムでは値千金のアシストも決めた。
⑦第4P残り15秒、#4ギブスのセットしたスクリーンを使い、#24田中が90度の位置から逆転のスリーポイントを決め吼えた。プレー中に感情を表に出すことはほとんどないが、このときばかりは全身にみなぎる気迫が爆発した。
⑧ゲームを決めるアンド・ワンを決めた#21ギャビン・エドワーズに#14金丸が駆け寄る。オーバータイムまでもつれ込んだゲームは内と外でバランスよく得点したアイシン三河が勝利し、ファイナル進出を決めた。