Photographs by Munehiko Yoshida 吉田 宗彦
2015年12月5日/トヨタ自動車アルバルク東京● 71 vs 82 ○広島ドラゴンフライズ@立川市泉体育館
①アキレス腱断裂という大ケガから復帰したチームの大黒柱、広島#10竹内公輔。2シーズン前まで在籍した古巣との対戦は、第4Pのスリーポイントを含む15得点、6リバウンド、3ブロックとグッドパフォーマンスを披露し勝利に貢献。
②昨シーズンのオールジャパン準決勝、トヨタ東京を破ったゲームで活躍した広島のシューター#24田中成也。今シーズンはオフェンスの幅を広げ、このゲームも17得点と活躍。得意の長距離を3本決めた。
③#4ジェフ・ギブスはトヨタ東京の“小さな巨人”。188cmとサイズがある訳ではないが、圧倒的な身体能力と接触をいとわないタフなプレーで2m級のビッグマンたちとゴール下で競り合う。得点、アシスト、リバウンドでチームのスタッツリーダーだ。
④「新人王候補」と前評判の高い広島#18鵤 誠司。ルーキーにしてチーム最多出場時間、得点もチームで3番目と結果を出し、佐古賢一HCの信頼を獲得している。あとはチームを勝利に導くPGの役割が果たせれば、“新人王当確!”も現実味を帯びてくる。
⑤佐古HCから檄が飛ぶことも多い、広島#25平尾充庸。持ち前のアグレッシブなオフェンスでチームを勢いに乗せることができるか。
⑥20分のプレータイムで28得点と大活躍だった、広島#21シャノン・ショーター。スリーポイントも6/8とオンファイア! 特に第4Pはディフェンスのプレッシャーをかいくぐり、トヨタ東京の追い上げを断ち切るタフショットを何度も決めてみせた。
⑦広島は勝率.333で12チーム中9位。上位チームに勝てていないが、この日はトヨタ東京から貴重な勝利をもぎ取った。ゲーム後、佐古HCも殊勲のシャノン・ショーターに向かってこの笑顔。