ボーラー、アーティスト、MCなどなど…多才なるマルチプレイヤー
大学バスケ引退後から、ストリートボールクルー「FAR EAST BALLERS」をAJ、DJ MIKO、そして東京サンレーヴスのチームメイトでもある青木康平らと立ち上げ、バスケットボールの魅力を違うアプローチで世間に広めて行った。「FAR EAST BALLERS」ができてから今年でちょうど10年の月日が流れる。SOMECITYやHOOPERSがあるのも、彼らの功績によるところが大きい。
クリスはHIP HOPアーティストとしての顔も持ち合わせている。バスケマンガとして今なお連載が続いている「DEAR BOYS」(月刊マガジン)がテレビアニメとして放送されていた時、エンディングテーマにクリスの楽曲が使われていた。クリス自身もこのエンディングに登場し、ドリブルを披露していた。
さらに、テレビやラジオのMCとしても活躍の場を拡大中。WOWOWのNBA中継でも現地コメンテーターの翻訳や昨シーズンのNBAファイナルには現地レポーターとしてアメリカへ飛んだ。千葉テレビ「ハピモ」では「クリスのコレミテ」のコーナーを担当し、毎週金曜日午前10時からむさしのFM「NEW STYLE」がレギュラーでON AIR中。ラジオを通してバスケのことや東京サンレーヴスの告知など、クリスらしいスタイルでバスケを広めている。このむさしのFMはプライマル放送によりネットを通じて、全国や世界中で聞くことができる。
見ての通りイケメンでもあるクリス君。女性たちにとっては、このルックスもクリスの魅力のひとつだろう。
同時に、僕も含めてそのカッコ良さをねたむ男性ブースターもいるはずだ(笑)。”チャラチャラしくさって、ろくに練習もできてへんのやないか?”、そんな思いを抱く敵対するブースターもいるのではないかい?
「FAR EAST BALLERS」時代からの親友である青木康平に、その辺りの実情を話してもらおう。
「今のクリスは本当に謙虚!昔はそんなことなく、オラオラって部分も確かにあった(笑)。でも今は、バスケができることを本当に感謝しながら、自分の仕事もやりくりしてちゃんと時間を作って練習に取り組んでいるし、あいつのバスケに対する姿勢は本当に見習うべきところがある」と、褒め殺している。