Photographs by Munehiko Yoshida 吉田 宗彦
@大田区総合体育館(東京都大田区)
GAME1:アイシン シーホース三河 ○70‐65● 東芝ブレイブサンダース神奈川
GAME2:アイシン シーホース三河 ○74‐63● 東芝ブレイブサンダース神奈川
GAME3:アイシン シーホース三河 ●73‐88○ 東芝ブレイブサンダース神奈川
@国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区)
GAME4:アイシン シーホース三河 ●60‐82○ 東芝ブレイブサンダース神奈川GAME5:アイシン シーホース三河 ●70‐76○ 東芝ブレイブサンダース神奈川
“バスケットの聖地”国立代々木競技場第二体育館。数多くのトップリーグのタイトルゲームが行われ、世代ごとにファンの脳裏に名シーンが焼き付けられた。きっとこのNBLファイナル第5戦も語り継がれるだろう。
プレーオフの舞台で何度も涙を飲んだ東芝神奈川#7篠山竜青。ゲーム開始から積極的に攻める姿勢に、このゲームにかける闘志が現れていた。
東芝神奈川、長谷川と #9栗原貴宏の執拗なマークに苦しめられたアイシン三河#14金丸晃輔。だが逆に、この場面では際どいディフェンスで栗原の得点を阻止した。
二枚看板の活躍は織り込み済み。第三のプレーヤーは東芝神奈川#33長谷川 技だった。オフェンスでも貢献したが、北 卓也ヘッドコーチは特にディフェンス面での貢献に太鼓判を押した。
第4Pにファウルアウトし「計算外だった」と鈴木貴美一ヘッドコーチを嘆かせたが、シリーズを通してインサイドで奮闘したアイシン三河 #5アイザック・バッツ。
重要な局面でボールを託されるアイシン三河 #6比江島 慎だが思うようにシュートが決まらない。タイムアウト中、キャプテン#0橋本竜馬に声をかけられ、エースの顔に微笑が浮かんだ。
学生時代から集中的に得点を量産する“比江島タイム”で何度もチームを勝利に導いてきた比江島。この大一番も第4Pにスリー2/2とシュートが当たりだし、アイシン三河応援団の期待は高まったが……。
成功も挫折も知る男、アイシン三河 #3柏木真介。再びチャンピオンの座に着くことは叶わず。
東芝神奈川、歓喜の瞬間。