Photographs by Munehiko Yoshida 吉田 宗彦
2016年4月9日/千葉ジェッツ ●79 vs 90○ リンク栃木ブレックス@千葉ポートアリーナ
今節、リンク栃木に連敗するも、佐藤博紀ヘッドコーチ代行が就任してから7勝6敗(4/10時点)と勝ち越している千葉。シーズン最終盤に向け、さらに調子を上げていけるか。
日本代表候補選手4人を擁する千葉と5人を擁するリンク栃木。サイズを生かしたプレーでチームに貢献する千葉#34小野龍猛もその一人。
注目の#2富樫勇樹(千葉)と#0田臥勇太(リンク栃木)のマッチアップ。富樫がコートに入ったときの歓声が期待の大きさを物語っていた。
リンク栃木#25古川孝敏はゴールへの貪欲な姿勢を見せ26得点のゲームハイ。試合後、千葉・佐藤HC代行も「どう守っていくのか考えなければならない」と次戦への修正点に挙げた。
3月のNBL月間MIP(敢闘賞)に輝いた千葉#13クリント・チャップマン。ファウルを受けながらもダンクでフィニッシュし、満員のアリーナを震わせる咆哮!
ファウルトラブルで一時退くも、第3Pに追い上げの切り札として登場した富樫。1点差に迫るスリーを決めた。
リバウンドに食らいつくリンク栃木#9遠藤祐亮。ボールをチップしても数字には残らないが、その貢献度は高い。
第4P、リンク栃木は#13渡邉裕規のスリー2本を含む猛攻で千葉を突き放す。渡邉は「練習してきた合わせのプレーがうまく出せた」とチームプレーを強調した。
チーム史上最高動員となる6,835人のブースターで埋め尽くされたアリーナ。千葉が激しい追い上げを見せ、緊迫感を十二分に味わえる一戦となった。