Photographs by Munehiko Yoshida 吉田 宗彦
2016年3月26日/大塚商会アルファーズ ○77 vs 74● パスラボ山形ワイヴァンズ@ヒマラヤアリーナ
一つでも上位を狙うパスラボ山形は序盤、1月のオールジャパンまでは明治大学の主力だった#50伊澤実孝が得点を重ねる。
伊澤と同じく、インカレを連覇した筑波大からアーリーエントリーでロスター入りの#0山本柊輔。新戦力がプレーオフでも強気のプレーを披露。
インサイドで体を張る#91落合知也(大塚商会)。ロングレンジやドライブなどオフェンスも多彩だ。
パスラボ山形#12柏倉秀徳と大塚商会#14兒玉貴通のマッチアップ。玉際でルーキーに突っかけるベテランガードのしたたかなディフェンス。
#23ジャスティン・ヘラルド(大塚商会)の手に落ちそうだったボールを、カレッジのトップセンターだった伊澤がチップ。
#3ウィリアム・ナイト(パスラボ山形)は28得点。中でも外でも得点を量産し、シーズン最後のゲームで大暴れ。
チームハイの25得点で大塚商会の3位獲得に貢献した#4レイモンド・ニクソン。ヘッドバンドが歪むほどのコンタクトにも怯まずリムにアタック。
観ていて飽きない、大塚商会のベンチセレブレーション。このノリの良さが強さの秘密!?
先行されながらも最後まで食らいつく粘り強さを見せたパスラボ山形。#1村上駿斗はルーキーながら15得点と気を吐いたが……若きエースとパスラボ山形の挑戦は4位で終了した。
NBDLプレーオフ初出場の大塚商会は、最後のゲームを勝利(3位)で飾り、笑顔でシーズンを締めくくった。レギュラーシーズン2位の実力は確かだった。