Photo & Text Mami Yasui / 安井 麻実
真剣な眼差しでシューティング練習をする、渡邉裕規 (リンク栃木ブレックス #13)
緊迫した状況が続く中で、チームに声をかけ続ける宇都直輝(トヨタ自動車アルバルク東京#11)
第3ピリオドから徐々に、リンク栃木にリードを許したトヨタ東京。この時エースは何を想っていただろうか。#24田中大貴
現在1位のトヨタ東京を追うリンク栃木。その眼差しは1位の座を見つめていた。#27熊谷尚也
さまざまな面でチームの主柱となっている彼にかかる重圧は計り知れない。そんな彼の“魅せるプレー”に、誰もがついていきたくなるのだろう。#0田臥勇太
重要な場面で3Pシュートを決め、トヨタ東京にプレッシャーを与えたリンク栃木#32ライアン・ロシター。ベンチはもちろんのこと、会場に居たサポーター全員が飛び跳ねて喜ぶ様は、トヨタ東京サポーターの心さえ打ったに違いない。
ホームゲーム1戦目を落とすことになったトヨタ東京。キャプテン#35 伊藤大司はこの時何を想い、明日に挑もうとするのか。
* * * * * * * * *
本戦は、現在1位のトヨタ東京と2位につけるリンク栃木の対戦。アップ時から両チームとも、いつにも増して張りつめた雰囲気。試合前のこの雰囲気から、彼らの見せる真剣な表情、真剣な眼差しを集中的に捉えることにした。
トヨタ東京の強固なディフェンスを打ち破り、この日見事勝利をおさめたのはリンク栃木。1位を追いかけるリンク栃木サポーターにとって、この勝利は特別なもの。トヨタ東京のホームゲームにも関わらず、会場の3分の1近くを埋め尽くした黄色いTシャツ。サポーターの“声”が、選手たちへの追い風となったに違いない。