Photo & Text Mami Yasui / 安井 麻実
どんなに厳しいディフェンスにも打ち勝つ恵まれたフィジカル。日立サンロッカーズ東京 #33アイラ・ブラウン。
チームの若き得点源。その強い眼差しは、常にリングに注がれている。 日立東京#55 ケビン・マーフィー。
コートにいる時もベンチにいる時も常に全力。ベンチからの大きなかけ声でチームを盛り上げる、東芝ブレイブサンダース神奈川 #0藤井祐眞
この日、何かが上手く機能しないチーム。ハーフタイムのアップ中、キャプテンの心の中はどんなだっただろうか。東芝神奈川、キャプテン#7篠山竜青。
この日、NBLデビューを果たした期待の次世代エース。日立東京#9ベンドラメ礼生。
試合が終わり、チームも勝利してこの表情。新しいチームメイトとこれから歩むプロの道。彼の心にこの日がどう写っただろうか。
プロのコートに放たれた新たな輝き。試合後に清々しい笑顔を見せてくれたベンドラメ礼生。
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この試合、日立東京のチーム力に苦戦を強いられた東芝神奈川。大きなリードを得た日立東京は、アーリーエントリーでチームに合流している#9ベンドラメ礼生を投入。この日がプロデビュー戦となったベンドラメは、第3ピリオド後半から第4ピリオドの最後まで、大いにファンを楽しませた。
試合後に写真を撮った時の一コマ。プロの試合に初めて出た感想を尋ねると、「最後のオフェンスで足元が滑ってしまったので悔しかったです」と笑いながら話してくれた。そんな彼の輝く眼を見ていて、これからの成長に大きな期待を抱かずにはいられない。今後、スピードある巧みなドライブを見られるのが楽しみだ。