B3リーグで昇格を目指すトライフープ岡山は、5歳からはじめられるスクールに400人以上の生徒が在籍。Bユースのトライフープ岡山U15チームや今シーズンの3×3.EXE PREMIERでは準優勝に輝いたTRYHOOP OKAYAMA.EXE、サテライトチームと様々なカテゴリーで活躍の場を広げている。
それらに加え、新たに岡山学芸館高校と環太平洋大学の男子バスケ部との提携を発表。「小学生からトップチームまで全てのカテゴリーを網羅したのは、全国においてもはじめての試みとなる」と話す比留木謙司ヘッドコーチは、岡山県内のバスケットボールの育成とともに、さらなる地域貢献を促進していく。トップチームが掲げる「ハードワーク」「コミュニケーション」「スマートにプレーすること」の3つは、新たなチームでも共通のコンセプトである。これらをベースにしながら、「コーチ陣がコミュニケーションを取り、ブラッシュアップさせながらタイムラグなく取り組めること」をメリットとして挙げた。コーチ陣が情報共有し、刺激し合いながら、より良いチーム作りを目指していく。
全国大会常連の岡山学芸館高校だが、担当教諭の体罰問題がニュースとなったのはご存じのとおり。その後任として、トライフープ岡山U15チームの下川拓帆コーチが新たに就任した。先週から始動しており、今週末(9月18日)にはウインターカップへ向けた岡山県内備前地区予選がはじまる。
「選手の自主性や考える力を大事にし、練習中も選手たちに問いかけるように指導しています。コーチ歴はまだ浅く、まだまだ勉強中であり、トップチームのコーチ陣と密に連携を取りながら選手とともに成長していきたいです」(下川コーチ)
環太平洋大学はトップチームと同じく比留木ヘッドコーチ、大森勇アシスタントコーチ、酒井達也アシスタントコーチ兼通訳が担う。メインで指導するのは、昨シーズンまではトップチームで選手として活躍した24歳の酒井コーチだ。