※本記事はバスケットボールスピリッツのWEB化に伴う、2018年6月末発行vol.22からの転載
7年前、大きなケガに見舞われていた佐藤託矢選手にとって「支えとなり、すごく元気をくれました」というメロディくん。まだ1歳のふぅ太くんは「おすわり、待て、ふせ、ゴロン…ウチは結構優秀です」と高島一貴選手が誇らしげに語るほど芸達者。教えたのはもっぱら奥さんとのことですが…。
梅雨の合間に太陽が顔を出したある日の午後。ビーコルセンターにて、愛犬をヒザの上に乗せながら、普段は見ることのないとろけた表情での対談となりました。
── 愛犬との出逢いを教えてください。
佐藤 愛知県に住んでいたときに、飼う気もなくフレブル専門店をのぞいていたらこの子がおり、もう運命的な出逢いでしたね。
高島 実家でワンちゃんを飼っていたり、託矢と以前一緒のチームだったときにメロディの話を聞いたり、遊んだりさせてもらっていたのでワンちゃんがずっと欲しかったです。でも、その頃はまだ現実味がありませんでした。横浜に来て、また託矢と一緒のチームになったことで、やっぱり欲しいと思いたち、飼っちゃいました。最初はフレンチブルドッグがかわいいと思っていましたが、この子と出逢ったときに「こいつしかいない!」と思いました。
── ふぅ太くんはまだ1歳とのことですが、犬がいる生活はいかがですか?
高島 本当にガラリと変わりましたね。犬中心の生活になり、オフのときや練習後に公園に行く時間がすごく増えました。これまでは練習で疲れて寝てしまうことが多かったですが、嫁と出かけることも多くなった気がします。
── メロディくんとふぅ太くんはすでに会ってるそうですね。
佐藤 ドッグランやお互いの家に行ったり、犬つながりで一緒にいろいろ出かけています。
高島 ただ、あんまりワンちゃん同士が遊ばないんです。お互いに好き勝手にしてます(笑)
―ドッグランでは大きな佐藤選手は目立つのでは?
佐藤 そんな俺に興味を示す人はいないです。むしろ「カワイイね」とみんなの目線は犬の方を向いてます。
高島 逆にインスタにドッグランの写真を載せたりすると、ブースターさんが来るようになり、たまにお会いすることもあります。犬つながりなので、すごく仲良くなれますね。