9月1日〜3日、船橋アリーナで開催された関東アーリーカップ。
9月3日、激戦を繰り広げた決勝戦、東京vs千葉戦の模様を、アルバルク東京の視点から振り返ります。
今季、秋田から移籍してきた #3 安藤誓哉の鋭いドライブ。
今季よりA東京を率いる、ルカ・パヴィチェビッチHC。連日のハードな練習でも知られ、激しいディフェンスを武器にした新しいチーム創りが期待されている。
2013年のユニバーシアード大会でアメリカ代表に選ばれ、その後、NBAキャバリアーズでプレーした経験を持つ、今季新加入選手 #53 アレックス・カーク。
攻撃の手を休めない。積極的にリングを狙う #24 田中大貴
今季、京都から移籍。3Pシュートを沈め雄叫びをあげる #1 小島元基
筑波大学在籍中ながら、今季よりA東京へ加入。並外れた身体能力を持ち、今後の活躍に大きな期待がかかる。#6 馬場雄大
10年前、当時のJBL、レラカムイ北海道(現:レバンガ北海道)でプレーしたのち、NBAのキャバリアーズでプレー。その後世界各国のリーグでプレーし、今季よりA東京に加入。 #31 ジャワッド・ウィリアムズ
激しい戦いを繰り広げ見事、第一回関東アーリーカップのチャンピオンに輝いた、A東京。チームに大きな完成と拍手が送られた。
会場を舞った金色のテープを反射し、更に輝きを増す優勝カップ。
大量に舞うテープに目を細める、#6 馬場雄大。
試合が行われたこの日は、自身26歳の誕生日。戦い抜いた後に、少しリラックスした表情を見た気がした。#24 田中大貴
優勝チーム集合写真。
フォトグラファーあとがき
フォトリポートA東京編、いかがでしたか?
新しいHCを迎え、新たに掲げたチームスローガンは「WE」。アルバルク東京に関わる全ての人と、新しい歴史を作っていく。そんな想いから決まったスローガンだそうです。
まだまだ開幕前だというのに、そんなスローガンを体現しているかのように、「チーム力」がもうそこに見える気がして、これからも進化を続けるチームを追っていくのが、とても楽しみになりました。
B.LEAGUEもいよいよセカンドシーズンの始まり。どのチームも新加入選手が盛り沢山ですね。移籍期間、ファンのみなさんも心穏やかではなかったのではないでしょうか。
新体制が決まり、HCがどんなチームを創っていこうとしているのか。新加入選手の長時間起用や、新しいチームの取り組み、作戦。色々なことを垣間見ることができたアーリーカップ。開幕前にこんなに熱いプレーを見ることができて、すごく嬉しい気持ちでした。
正直もっと、“緩い”カップ戦なのかと思っていたからです。開幕前の、お祭りな要素が強いのかな、と。
ところがいざ撮影してみるとそんな雰囲気は全くなく、撮影した全試合で胸が熱くなりました。
この日選手たちが魅せてくれた力強いプレーと輝く瞳。
レギュラーシーズンとは違った“本気”を見た気がするんです。
しかし今回の“本気”だって、まだまだ準備段階。
B.LEAGUE2シーズン目の「BUILD UP」.チームもファンも、メディアも。1人1人が、全員がBUILD UPしていきたい。そんなことを考えた今大会。
私の写真も毎試合進化させて、選手たちの一瞬一瞬の輝きを逃さないようにしたい。
そう強く感じました。
B.LEAGUE、セカンドシーズン開幕まであと、13日!
文・写真 安井麻実