もうじき始まる、B.LEAGUEファーストシーズンのチャンピオンシップ。
それを目前に、今シーズン撮影した中から“シュートを打つ瞬間”にフォーカスしたプチ総集編をお届け!

美しい弧を描くシュート。サンロッカーズ渋谷 #9 ベンドラメ礼生
勢い良くゴールリングへ。 千葉ジェッツ #3 マイケル・パーカー
譲れない想い。 アルバルク東京 #2 ディアンテ・ギャレット
移り行く体勢から放つ一本。 栃木ブレックス #32 ライアン・ロシター
凛としたレイアップシュート。川崎ブレイブサンダース #3 晴山ケビン
1本に懸ける想い。 アルバルク東京 #23 ジェフ・エアーズ
フォトグラファーあとがき
今回、“シュート体勢のみ”でお届けしたフォトリポート、如何でしたか?
私がシーズンを通して撮影した中から、選りすぐった写真たちです。
“シュートを打っている”という状況は同じ。
しかし私には、どれもこれも全く違う写真に見えます。
− 人が違えば想いが違う −
いつの試合か?対戦相手は?
状況が違っても同じ事が言えます。
どの1本も【落とせない1本】であり、【落としたくない1本】であり、その選手の“集大成”が垣間見られる、そんな一瞬なのかもしれない。そんな時間を閉じ込めた1枚。そう思うと、いつまででも見ていられる気がします。
全員、見つめているものは同じ。
ボールがリングに入る瞬間を思い描いているはずです。
じゃぁこのとき、この選手は。
何を思いながら、なんのために、こんなに必死な顔をしてリングを目指すのでしょう。
この1本のために、どれだけ日々鍛錬を続けているのでしょう。
静止画でしか見られない、ボールがその手から離れる瞬間。
ボールが手から離れたその瞬間。そのボールは、【その選手の魂】なのだと思うんです。
B.LEAGUEはいよいよチャンピオンシップへ!
次回も、プチ総集編(仮)をお届けします!
☆あなたの“BEST SHOT”募集中!☆
2016-17シーズン、ご自身が撮影した中で最も良かった写真をお送りください。
優秀作品はスピリッツフリーペーパーやwebサイトのBest Shotコーナーにて掲載させていただきます。
文・写真 安井麻実