2015年11月27日(金)、東京エクセレンスの活動拠点、板橋区の区立文化会館にて「スポーツサミットin 板橋」が行われました。テーマは~“プロスポーツとの連携”を通した、スポーツの発展や普及、まちづくり~
人口約55万人(東京23区中7番目)、面積約32.2km2(同9番目)、埼玉県に接する東京都の北西部に位置する板橋区。全国区の商業地『池袋』が近いものの、そこは豊島区であり、時々「板橋って、何があるの!?」と囁かれることもあるとか……実は、板橋区が“プロスポーツ”との連携に力を注いでいることをご存じでしょうか?
区のホームページには、【「いたばし未来創造プラン」で展開されている成長戦略のひとつである「感動を呼ぶスポーツによるホームタウンの創出」の一環として、プロバスケットボールチーム「東京エクセレンス」をホームタウンの一つとして区内に誘致します】と記されており、2013年5月に東京エクセレンスと協定を締結しました。
東京エクセレンスは運営拠点を移し、小豆沢体育館をホームコートのひとつとして地域に密着した活動を展開。今シーズンもリーグ3連覇に向けて好調を維持しています。
また、【平成27年1月29日、板橋区は、プロサッカーチームである東京ヴェルディ及び日テレ・ベレーザとの連携を図ることで、スポーツの普及や地域の活性化を進める目的とした、協定の締結を行いました】とも……このように、板橋区には3つのプロスポーツチームが活動拠点を置いているのです。
「スポーツサミット in 板橋」は、サッカーのJリーグで実現された「まちづくりの実例」や、バスケットボールの新リーグ、B.LEAGUEにおける「新たな取り組み」などが披露され、“板橋にはプロスポーツチームがある!”そんな魅力を発信するとても良い機会となりました。
■基調講演:「地域とプロスポーツチームの関わり」
大河 正明 氏
・公益財団法人日本バスケットボール協会 専務理事・事務総長
・一般社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)チェアマン
・公益財団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)理事
サッカー、バスケットの両プロリーグで要職を務める大河氏は、「地域に根ざしたスポーツクラブの存在意義や、地元にプロスポーツクラブがあることの喜び」の他、「(種目にこだわらず)スポーツとの関わり、プロチーム、アスリートとの触れ合いが生活と心を豊かにしてくれる」と、これまでの経験や今後のチャレンジも含め、わかりやすく講演。
■パネルディスカッション:「“プロスポーツとの連携”を通した、スポーツの発展や普及、まちづくり」
パネリスト:坂本 健 板橋区長
パネリスト:羽生 英之 氏(東京ヴェルディ1969フットボールクラブ代表)
パネリスト:辻 秀一 氏(NBDL東京エクセレンス代表)
コーディネーター:日刊スポーツ解説委員・荻島 弘一 氏
それぞれの立場で意見交換を行う中、“地域の求心力となり、誇りとなるのがプロスポーツクラブ”というのが共通認識。 辻氏はスポーツドクターの立場から「応援することで自分が元気になる。それが普段の生活の中にある、というのが地域に密着した“プロスポーツ(クラブ)”の価値」と強調。シーズン真っ只中ということもあり、ホームゲームの観戦を熱心にアピール!
■週末は小豆沢体育館(東京都板橋区)で“東京ダービー”
12/4(土)17:00~ 東京エクセレンス vs アースフレンズ東京Z
12/5(日)14:00~ 東京エクセレンス vs アースフレンズ東京Z
NBDLオフィシャルサイト:http://www.nbl.or.jp/nbdl/
東京エクセレンス オフィシャルサイト:http://tokyo-excellence.jp/
東京ヴェルディ オフィシャルサイト:http://www.verdy.co.jp/index.html
主催:板橋区ワールドアスリート育成支援会(旧板橋区オリンピック・パラリンピック候補者育成支援会) オフィシャルサイト:http://iokis.org/index.html
後援:板橋区/板橋教育委員会/板橋観光協会/公益財団法人板橋区体育協会/東京商工会議所板橋支部
協力:板橋区中学校PTA連合会/東京都保健医療公社 豊島病院