Photographs by Munehiko Yoshida 吉田 宗彦
2016年5月4日/日立サンロッカーズ東京● 80 vs 86 ○三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋@大田区総合体育館
シーズン終盤、勝率を上げてきている三菱電機名古屋はベテランの存在感が際立つ。エースガード#7五十嵐 圭は29分27秒のプレータイムで、思い切りのいいスリーを要所で決め14得点。
日立東京は大黒柱の#15竹内譲次を欠く中、副キャプテンの#24広瀬健太が献身的にプレー。ゴール下でも奮闘し、二桁の10リバウンドを奪取。
「フレッシュな脚」でバックコートからプレッシャーをかける三菱電機名古屋#29長谷川智伸。対するはカレッジの4年間、トップ(東海大)でポイントガードの経験を積んだ日立東京の#9ベンドラメ礼生。
恵まれた身体能力を持つ三菱電機名古屋#22アマット・ウンバイ、テイクオフ!
三菱電機名古屋のシューター#9川村卓也の3PセレブレーションはNBAオクラホマシティ・サンダーのスタープレーヤー、ラッセル・ウェストブルックの“Back in the Holster”。川村はこの日、スリー5/8を含むチームハイの20得点でオンファイア。
第4P、逆転を期す日立東京は##55ケビン・マーフィーにボールを集めるが、激しいマークにあい思うように得点できなかった。
ゴール下で存在感を示す#42ジョシュ・ハイトベルト。高さを生かし圧巻のオフェンス。
「流れを変える」「気持ちが伝わってくる」ディフェンスでブースターの心をつかんだ日立東京#7伊藤駿。この日、ホーム最終戦のセレモニーではファン投票で決まるチームのシーズンMVPに選ばれた。
その伊藤、ウンバイについたシーンでは足元に入るタイトなディフェンスでシュートまで行かせなかった。ブースターからは一際大きな歓声が上がった。
プレーオフを前に、経験と実績のあるプレーヤーがチームを牽引しいい流れを作っている三菱電機名古屋。左から五十嵐、川村、#0石崎 巧