Photo & Text Mami Yasui / 安井 麻実
3/19:トヨタ東京 ●69‐87○アイシン三河
3/20:トヨタ東京 ●64‐84○アイシン三河
19日のゲームより。出場時間17分の中で存在感を放った、アイシン三河#22長谷川智也。
激しい攻防戦が続き疲労の色を見せた、アイシン三河#21キャビン・エドワーズ。
この2連戦も、強力なサポーター勢がアリーナへ駆けつけた。吉本興行所属、大ブレーク中の芸人・エグスプロージョンによる、特設ステージでのショータイム。
この2連戦で、来場したファンにTシャツプレゼントを実施したホームのトヨタ東京。緑に染まる会場を背に、キャプテン#35伊藤大司の想いはいつもと違っただろうか。
なかなかペースが掴めない中、鬱憤を晴らすかのように幾度となくダンクシュートを決めて見せ、会場を湧かせた。ボールが落ちてもなおぶら下がる力はさすが。トヨタ東京#0リチャード・ソロモン
ここからは20日のゲームより。この日チームトップの24得点を叩き出した、アイシン三河のエース#6比江島 慎。チラりと見ることができた瞳はただただ真っ直ぐ、“勝利”を信じて突き進むかのようだった。
この日、今井 華さんも駆けつけ、押されるトヨタ東京を応援。アルバルクボールにサインを書いて、ファンへプレゼント。
重要な場面で3ポイントシュートを決め、会場を湧かせたアイシン三河#22長谷川智也。チームメイトと喜びを爆発させた。
指令塔・#0橋本竜馬(アイシン三河)に指示を出す、鈴木貴美一ヘッドコーチ。
ディフェンスが追いつかないスピードでシュートを放ち、この日は20得点の活躍。アイシン三河#21キャビン・エドワーズ。
アイシン三河が2連勝を収める結果に。自身の出場は叶わなかったが、ベンチで喜びを爆発させる、アイシン三河#3柏木真介
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両日ともに、アルバルクグリーンに染まった代々木第二体育館。強力なサポーターが応援に駆けつけ大盛り上がりとなった会場は、試合が始まるとさらに一体感を増していく。
いつにも増して激しいディフェンスと激しいオフェンス。両者譲らぬ展開であったが、じわじわと、アイシン勢がトヨタ勢を押さえ込んで行く。
コンスタントに得点を重ねるトヨタ勢ではあったが、アイシン勢の得点力に及ばず、2戦とも落とすこととなった。トヨタ勢は反省点の多い2連戦には違いないが、この2敗がまた、今後の彼らの力になるに違いない。
とてもタフな2試合で、どっと疲労を溜め込んだはずの両チーム。諦めない、力強いゲームを最後まで魅せてくれた両チームに拍手を送りたい。