2015年、日本バスケ界はFIBA(国際バスケットボール連盟)から資格停止処分を受け、混乱の中にあった。その難題を克服すべく、辣腕を振るったのが「JAPAN 2024 TASK FORCE(ジャパン2024タスクフォース)」の川淵三郎チェアマン。“プレーヤーズ・ファースト”の理念を貫き、リーダーシップを発揮してさまざまな改革を断行し、JBA(公益財団法人日本バスケットボール協会)の新会長に就任した。
2015年8月、資格停止処分が解除された後、女子日本代表はリオデジャネイロオリンピックの出場権が懸かる「第26回FIBA ASIA」で優勝し、出場権を獲得した。男子日本代表は「第28回FIBA ASIA」で18年ぶりのベスト4入り。世界最終予選への出場権を勝ち取り、リオデジャネイロオリンピック出場への望みをつないだ。
男子の2つの国内リーグ(NBL、TKbj-league)は、2016年秋に開幕する新リーグ、『B.LEAGUE』へと生まれ変わることが発表された。
昨年末に開催された「JX-ENEOS ウインターカップ2015」は相変わらずの盛況で、次代を担うプレーヤーたちが躍動した。
2016年、バスケ新時代の幕開けは『ALL JAPAN 2016』からる。国内最高峰の大会、「男子・第91回天皇杯、女子・第82回皇后杯」での熱戦を期待したい。男女準決勝・決勝のテレビ放送(NHK-BS1、NHK Eテレ)の他、無料LIVE配信もあるので要チェック。
大会特設サイト ⇒ http://alljapan2016.japanbasketball.jp/
【男子1回戦】
明治大学(大学6位) 94-47 尽誠学園高等学校(四国代表)
黒田電気(社会人2位) 57-52 青山学院大学(大学4位)
パスラボ山形ワイヴァンズ(NBDL2位) 81-71 九州電力(社会人1位)
国士舘大学(大学8位) 96-83 RINTATSU SERPENTERS(東海代表)
東海大学(大学2位) 87-47 RBC東京(関東代表)
京都産業大学(近畿代表) 84-70 新潟経営大学(北信越代表)
明成高等学校(高校総体優勝) 89-75 鹿屋体育大学(九州代表)
拓殖大学(大学3位) 101-73 ファイサンズ岡山(中国代表)
西宮ストークス(NBL12位) 108-84 専修大学(大学7位)
大塚商会アルファーズ(NBDL3位) 73-57 近畿大学(大学5位)
豊田通商ファイティングイーグルス名古屋(NBDL1位) 89-65 JR東日本秋田(東北代表)
東京エクセレンス(NBDL4位) 88-65 札幌大学(北海道代表)
【女子1回戦】
早稲田大学(大学5位) 88-32 英明高等学校(四国代表)
山梨クィーンビーズ(社会人3位) 87-71 鹿屋体育大学(九州代表)
桜花学園高等学校(高校総体優勝) 94-49 新潟医療福祉大学(北信越代表)
東京医療保健大学(大学6位) 88-69 紀陽銀行(近畿代表)
松陰大学(関東代表) 85-47 エンジェル(中国代表)
鶴屋百貨店(社会人2位) 88-58 アカシヤクラブ(北海道代表)
岐阜女子高等学校(東海代表) 78-51 東海大学九州(学生8位)
秋田銀行(社会人1位) 78-64 拓殖大学(大学7位)