自由なスタイルではあるが、簡単に自由自在なパフォーマンスができないのがフリースタイルだ。
並外れた努力とバスケットボール愛が無ければ、自由を手にすることはできない。
ドリブルで魅せる者、ダンスで沸かす者、一度に複数のボールを操る者、軟体系と呼ばれる不気味な動きで驚かせる者などなど、その表現方法はクリエイティブな発想が求められる。
各地域での予選ラウンドを勝ち抜き自由を手に入れたヤツらが、今年も日本一を決めるべく横浜ベイホールに集結する。
フリースタイルバトルは今年で10年目を迎える。これまでを振り返ると、ティーンエイジャーたちがこの道を開拓して来たと言っても過言ではない。
今では高校生限定の日本一決定戦が用意され、普及活動にも余念が無い。また、フリースタイルバトルがあるおかげで、今日のbjリーグやNBLのハーフタイムショーなどにフリースタイラーが出演できる地位を築いたとも言えよう。
熱きバトルに青春を捧げ、ともにシーンを築き上げてきた12名のフリースタイラーが、日本一を目指しファイナルバトルを盛り上げる
フリースタイルバトル日本一決定戦(個人戦)
- kamikaze(2008年、2009年、2013年チャンピオン/現チャンピオン)
- TOSHI(北海道・東北ラウンド1位)
- lee.(2004年チャンピオン)
- TAM(関東ラウンド1位、2012年チャンピオン)
- SHIRO(東海ラウンド1位)
- ISSEI(関西ラウンド1位)
- Lil-G(九州・沖縄ラウンド1位)
- BASKETBALL MAN(招待枠)
- bug!?(2011年チャンピオン)
- FINAL CHANCE 3名(当日選出)
ディフェンディングチャンピオンkamikazeをはじめ、歴代のチャンピオンがひしめき合う。今大会よりWFBA(世界フリースタイルバスケットボール協会/本拠地オランダ)初の公式戦として認められた。2017年に開催予定の世界大会に先駆け、日本がリードして行く中、世界にその名を轟かすのは誰だ!?
個人戦とともに、チーム戦も感動を呼ぶ。一人ではなく3名以上のチームで息を合わせ、ルーティーンを紡いでいかねばならず、難易度はさらに高い。社会人フリースタイラーにとっては、練習時間も限られる。集中力高く、チームの完成度も高く保てるよう、今なお汗を流していることだろう。
フリースタイルバトル日本一決定戦(チーム戦)
- Peak Wander Ballerz
- WASEDA BALLERS
- TSD BALLERS
- SHAMGOD
- APOCALYPSE
- STARS ENTERTAINMENT
同じ時期、東京体育館ではウィンターカップが盛り上がっているが、同じようにバスケットボールを操り日本一を賭けた真剣勝負が繰り広げられ、毎年興奮と感動を呼んでいる。
- 日時:12月28日(日) 12時〜20時
- 会場:横浜ベイホール
チケット好評発売中
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泉 誠一