JBLラストシーズンとなった昨シーズンのセミファイナルと同カードとなった東芝ブレイブサンダース神奈川vsトヨタ自動車アルバルク東京。連覇を阻まれ、今年のオールジャパン決勝でも敗れ、さらにレギュラーシーズン1位の座を奪えなかったトヨタ東京はリベンジに燃える。東芝神奈川が先手を取って迎えた第2戦。負けられないトヨタ東京が43-32、ディフェンス良く11点リードで前半を終えた。しかし、後半に入ると東芝神奈川のゾーンディフェンスに苦しむ。逆に東芝神奈川が連続得点で3Q残り5分を切ったところで47-46、逆転に成功。さらに勢いは止まらず3Qだけで33点を挙げ、トヨタ東京の攻撃を10点に抑えた。4Q残り5分、東芝神奈川#14辻 直人選手のシュートで80-60、20点差を付ける。どちらも負けられない中、荒れた試合展開となる場面もあったが、ガマンのバスケを貫いた東芝神奈川が86-71で勝利。2連勝でイースタンカンファレンスチャンピオンに輝き、ファイナル進出を決めた。
敗れたトヨタ東京の司令塔#35伊藤 大司選手は、「ゾーンを攻めきれなかったのが一番大きな敗因。特に後半、オフェンスでうまく攻められなかった時に、チームをしっかりディフェンスから集中させてコントロール出来なかった反省点はあります。やっぱり悔しいですし、負けるのはイヤです。それでも東芝は本当に良いチームなので、イースタンカンファレンスを代表して優勝してもらいたい」と試合後のコメント。
イースタンカンファレンス ファイナル
- 東芝ブレイブサンダース神奈川(1位)vs トヨタ自動車アルバルク東京(2位)
GAME1 東芝神奈川 78-61 トヨタ東京
GAME2 東芝神奈川 86-71 トヨタ東京
連日、ビハインドのチームが猛追する展開となったウエスタンカンファレンス ファイナル。初戦は3Qを終えて14点負けていたアイシンシーホース三河が、4Qを22-8で追い詰め同点にする。どちらも譲らない延長戦だったが、和歌山トライアンズが1点上回り68-67で先勝。和歌山#9川村卓也選手は33点を挙げた。
続く第2戦、負けられないアイシン三河が先行する形で試合が進む。3Q終わって、64-56でリードするのはアイシン三河。この日は4Qに和歌山が追い上げ、残り30秒で79-76、3点差まで詰め寄る。しかし、追いつくことはできず得点はそのままで、アイシン三河が勝利し1勝1敗。敗れた和歌山だったが、この日も#9川村選手は34点を挙げた。
ウェスタンカンファレンス ファイナル
- 和歌山トライアンズ(1位)vs アイシンシーホース三河(2位)
GAME1 和歌山 68-67 アイシン三河
GAME2 和歌山 76-79 アイシン三河
GAME3 5月13日(火)19:00@パークアリーナ小牧
プロ化を目指すためにもプロチームの和歌山が勝つことは大事。そして、JBL時代からの常勝軍団アイシン三河も絶対に負けられない。
第3戦までもつれ込んだ西地区チャンピオン争いは、5月13日(火)に場所をパークアリーナ小牧へ移して19時よりTIP-OFF。