※本記事はバスケットボールスピリッツのWEB化に伴う、2017年12月末発行vol.16からの転載
B.LEAGUEも2年目なのに今さら?2年目だからこそのガイドブック(2017年12月末発行のバスケットボールスピリッツvol.16 BASKETBALL GUIDEBOOK BBS EDITION)を作りました。アリーナ情報やイケメンミニ図鑑、知ってると役立つルールまで。今回は初心者の方にこそ読んでもらいたい特別なスピリッツ。まずは「日本バスケのアイコン」「元祖イケメン」五十嵐圭選手にバスケの魅力や楽しみ方を教えてもらいました。
Q1. 早速ですが五十嵐選手の考えるバスケの魅力とは?
学校の授業でも必ずやったことがありますよね。ルールが少し難しかったり複雑だったりはあるのですが、つきつめるとリングにシュートをいれるっていう分かりやすいスポーツだと思うんですよ。そこにオフェンスとディフェンスがあって、その切り替えの速さや、たくさん点が入るところ。残り時間が少なくても1秒2秒あれば試合を逆転できたりというドラマチックな展開が多いところですね。
あと会場に足を運んでもらえるとわかりやすいのですが、体の大きい選手たちが、その体をぶつけ合う迫力。そして、ファンやブースターの方たちとの距離が近いっていうのが、他のスポーツにない一番の魅力なのかなと思います。
Q2. 観客との距離感ですが、いつも来てくださる方は認識していたりしますか?
なんとなくですが(笑)。だいたいベンチ横だったりとか、一番前の席のあたりの方ですね。試合後にハイタッチをさせてもらっているので、いつも来てくださっているんだなと感じています。コートに自分がはいるときに声をかけてくださったり、拍手で迎えてくださる方もたくさんいらっしゃいます。いつも来てくださる方から初めて来てくださる方まで、後押しをしてもらえることが嬉しいです。
Q3. それを感じるようになったのはB.LEAGUEになってから?
2006年からプロ選手として活動していたのですが、今まで所属していたのは企業チームが多くて、プロチームに所属したのが昨季、B.LEAGUEが始まるとともに、この新潟が初めてでした。NBLの時代でもホーム&アウェーというものはありましたが、新潟に来てよりホームとアウェーの違いを感じています。特にホームでの試合はたくさんの方が足を運んで後押しをしてくださるので、これが本当のホームなんだなと実感できました。
アオーレ長岡は一体感というか、会場の造りも他のアリーナや体育館とは違って声が反響しやすいので、自分たちがシュートを落としたときのため息まで感じることもあるくらいです。
逆に相手からしてみれば、あれだけのブーイングの中でプレーするのは嫌ですよね。アウェーで対戦してみてもブーイングに圧力を感じるチームはあまり多くないので、アオーレでは一緒にファンやブースターの方も戦ってくれているんだと感じます。