3月のバスケットボールスピリッツは3年目の選手にスポットを当てて、リーグの開幕からこれまでを振り返っています。2016年9月22日に開幕したB.LEAGUE。開幕当時ルーキーだった選手たちは、この2年半をどのように過ごし、何を感じ取ってきたのか。各チームの3年目を迎える選手たちから、あつめたコメントを何回かに分けてお届けします。
part1(大阪エヴェッサ 合田怜、青森ワッツ 菅俊男、香川ファイブアローズ 木村啓太郎)はこちら
三遠ネオフェニックス 渡邊翔太 #7
3年目を迎え、自身の変化や成長したところは
時間に対する意識や使い方が変わってきたと思います。バスケットに充てる時間の為にも、それ以外のところで時間を無駄にしないようにしようと思うようになりました。そうすることで、より集中してバスケットに取り組めるようになったと思います。
Bリーグ開幕前に思い描いていた3年後と現在に違いは感じますか?
ここまでメディアに扱ってもらえるようになると思ってませんでした。もちろんBリーグ初年度もすごい注目してもらったのですが、webやテレビでバスケットボールが、今までにないほど取り上げてもらい、注目度が上がってきているなと感じています。その中でバスケットができることに感謝して、より一層注目してもらえるようにしていきたいと思います。
7年後(Bリーグ開幕から10年)の自身の目標は
Bリーグでチームを優勝に導けるポイントガードになりたいです。
千葉ジェッツ 原修太 #31
3年目を迎え、自身の変化や成長したところは
プロに入って3年目。大野ヘッドコーチのもとでバスケするのも3年目に入り、大野ヘッドコーチが求めるハードにプレーすること、リバウンドやルーズボール、ディフェンスから走るバスケットはチームとしても個人としてもスタンダードに体現することができています。さらに、今年はこの2年間言われ続けていた状況判断も個人的に前よりは良くなってチームに貢献できていることを実感じています。
Bリーグ開幕前に思い描いていた3年後と現在に違いは感じますか?
Bリーグが開幕する前にSNSやメディアで取り上げてもらえていて、このまま人気が出ればいいなぁと思っていました。正直、3年後どうなっているとか細かく想像はしていませんでしたが、日本代表がワールドカップを決めたことや、天皇杯で連覇できたことで、3年前より、ホームゲームのときも多くのブースターさんたちが来てくれて、たくさんの声援があるのは感じていますし、メディアやマスコミ、SNSでも3年前より注目してもらえているのも実感しています。
7年後(Bリーグ開幕から10年)の自身の目標は
7年後はBリーグとして10年目、個人としてもプロ10年目です。今よりもっと日本のバスケを強くして、メジャーにして、今よりバスケファンを増やしたいです。そして、より多くの人に自分のプレーを観てもらって、元気や勇気を与えられるようなバスケットボール選手になりたいです。