シーホース三河 #3 柏木真介

待望の瞬間

※本記事はバスケットボールスピリッツのWEB化に伴う、2016年9月発行vol.1からの転載

JBLからNBL、そしてB.LEAGUE開幕。シーホース、そして日本を支え続けた司令塔、柏木真介。ベテランはスタートの瞬間を熱く待ちわびていた。

 

── いよいよBリーグが開幕します

「やっとか!」という感じです(笑)。自分が高校生のときくらいから、プロリーグができるかもしれないという話があって、もちろんプロ選手やプロチームができたりと状況は変化していたのですが、ようやく統一したプロリーグとしてスタートできる。本当にもっと早くできていてくれればと思います。若い選手たちは羨ましいですよね。

Bリーグができることで、たくさんのファンの前でプレーできることは嬉しいことです。それがホームなのかアウェーなのかという部分で少し変わってくることはあるのですが、盛り上がりがあるという意味では、たとえアウェーだとしても楽しみの一つです。そのときには、しっかりとしたパフォーマンスを見せて、盛り上がりに貢献していきたいです。

── 三河は昨季のNBLファイナルで準優勝。Bリーグ初年度での優勝も視野に入っていることと思います

メンバーが大幅に変わったわけではないので、昨季とそれほど変わることはないと思います。どれだけ成熟したところを見せられるかが重要ですね。ただ、どのチームもしっかりと補強しています。加えて今まで対戦したことのないチームとの試合もありますので、やってみなければわからないところは大きいです。ですが、自分たちのメンバーだったり、今までやってきたことを考えれば、十分に優勝を狙える位置にいると思っています。

自分はベテランという立場なので、チームをどう勝たせるかを考えたプレーをしなければなりません。もちろんプレータイムや個人の成績にもこだわるのですが、いろいろな状況に応じてチームに足りないところをプラスしていけるようにしていきたいです。チームのやりたいバスケを一番理解しているのは自分ですし、今までやってきた経験もあります。若い選手たちには「シュートがうまい」「1対1が強い」という武器がそれぞれあると思うのですが、そういうところではなく、経験を生かした自分にしかできないプレーにこだわりたいですね。

── Bリーグが日本バスケの強化にもつながってきます

東京五輪もありますが、その先を考えて強化しなければいけません。最終予選で10年ぶりに世界を見てきたといっても、10年前、既に僕らはそこを見てきています。ここからが大事というのであれば、東京ではなく、もっと先を見据えて、ずっと強化を続けなければ、また間隔が空いて同じことの繰り返しになってしまう。

せっかくBリーグが日本バスケの強化を目指してスタートします。しっかりと体制をつくらなければいけないですし、リーグや協会だけに任せていないで選手もしっかりやらないと。どちらかが頑張るだけではなく、バスケに関わる全ての人が同じ方向を向かないと、また変わらない結果になってしまいます。

── ファンの皆様にメッセージをお願いします

ここからが日本のバスケが変わるスタートです。僕たち選手もファンの皆さんと一つになって盛り上げていけたらと思います。Bリーグ初代チャンピオンになれるよう頑張るので応援よろしくお願いします。

 

文・写真 バスケットボールスピリッツ編集部

こちらもおすすめ

Top